PTAの廃品回収

廃品回収は、自治体だけでなく小学校のPTAで回収することも多いようです。子供が初めて小学校に入学してPTA会員になって、廃品回収があるときくとびっくりする人が多いようです。
何故、PTAで廃品回収をするのかとういう、疑問の声をが上がることも多いようです。PTAでの廃品回収は、小学校によっては全員参加というところもあるらしく、PTAの中から賛否両論の声が上がっているそうです。
しかし、子供と大人が一緒になって活動することで親子の絆も強くなるでしょうし、地域についてより深く知ることや関心を高めること、環境に対する意識をたかめることにもつながるでしょう。
とかく面倒がられるPTAの廃品回収ですが、子供への教育的配慮は十分な活動です。循環型社会を真剣に考える一歩として、協力してみてはいかがでしょうか。

廃品回収と助成金

自治会、子供会、老人会などの団体、小学校などのPTAの団体が集団で廃品回収を行うと奨励金をもらうことができます。
各自治体によって奨励金の受け方は違ってきますが、「資源ゴミ集団回収奨励金」として支給しています。
この奨励金の目的は、集団回収を活性化させるためや、資源ゴミとして回収することでゴミの減量化を図る目的、回収したものを資源化、リサイクルすることによって意識の向上を目指す目的があります。

月何回かの古新聞、古雑誌、古着などの資源ゴミ回収を、市区町村ではなく、学校PTAで行うと助成金が出たりします。この助成金がPTAの活動費にもなるので、資源ゴミの集団回収を行わないわけにはいかないという状況があります。
PTAの活動費捻出といったらバザーが定番でしたが、廃品回収もだんだん浸透してきています。「物余り」の現代、リサイクル可能な不要品は各家庭にかなり眠っているものです。
考えようによっては、それなりに体裁を考えて出品しなくてはならないバザーに比べると、廃品回収は手間がかからないかもしれません。何より、家の整理につながります。