不用品処分のギモン3
Q.大型の家具を1点だけ引き取ってもらいたいのですが、どうすればいいですか?
A.この場合も、リサイクルショップで買い取ってもらえるかどうか、まずは査定してもらいましょう。
値段がつかなかった場合は、そのまま引き取ってもらうか、各自治体の粗大ゴミ収集センターや民間の不用品回収業者に処分してもらうことになります。いずれの場合も、処分するときには費用を負担することになります。
大型家具1点だけなら、自治体の粗大ゴミ回収を利用するのが賢明かと思いますが、大きさ、重量によっては収集場所までの持ち運びが困難なケースがあります。分解できるなら分解してから持ち運べばよいのですが、分解さえできないような場合は、民間の業者に依頼するのが一番無難です。
いくら安く抑えたいからといって危険な事はしない方がよいでしょう。回収費用を節約するために大怪我をしてしまったのでは本末転倒ですので、「無理だな」、「危険だな」と感じたらプロの方にお任せしましょう。
Q.不用品回収処分費用の相場は?
各自治体の粗大ゴミ収集センター(名称は各自治体で違いあり)のサイトを見ると、不用品の一品目ごとの処分費用が開示されています。大型で重量のある物ほど処分費用が高額であることがおわかりいただけるかと思います。また、家電品が含まれていることに驚かれた人もいるのではないでしょうか。
PCリサイクルマークのついているパソコンと、エアコン、テレビ、冷蔵庫(冷凍庫)、洗濯機(乾燥機)の特定4品目以外は、家電リサイクル法の対象外となっているため、粗大ゴミとして出すこともできるのです。不用品回収は、各自治体だけでなく、民間業者でも行なわれています。民間の不用品回収業者は、一部屋の荷物を丸ごと処分したい場合や粗大ゴミが重すぎて、玄関先まで運ぶことも不可能な場合に利用するとよいでしょう。
自治体の粗大ゴミ収集センターでは、品目ごとに費用が設定されていることが多く、小量の場合は安く処分できるのですが、不用品が大量に出たときは高額になるおそれが出てきます。また、自治体であれば、もっと安く済んだはずが、不用品回収業者に依頼したため高額になるなど、逆のパターンもあります。